RD20 国際会議の開催経緯、趣旨を説明しています。

開催概要

第1回
クリーンエネルギー技術に関するG20各国の
国立研究所等のリーダーによる国際会議「RD20」

2019年10月11日
東京(日本)

国立研究開発法人産業技術総合研究所(AIST)主催

新エネルギーへの移行のための新しい技術的解決策を構築し、環境や経済成長の好循環を実現するためには、画期的なイノベーションが鍵となります。画期的なイノベーションのためには、世界をリードする専門的技術や知識を最大限に活用することが重要です。そのようなグローバルな専門的技術や知識に関連するアイディアや経験が、イノベーションを促進するための具体的な行動が生み出される契機となることが期待されています。

世界のCO2排出量の大部分を占めるG20各国は、エネルギー移行を促進するためのクリーンエネルギー技術のイノベーションや開発をリードする主導的役割を果たすことが期待されています。特に、クリーンエネルギー分野において、世界最先端の技術開発を行うG20各国の主要な研究機関は、G20各国間で研究アライアンスを発展させ、共同研究開発を含めた国際共同研究を早めることで、イノベーションのグローバルな可能性を最大限に引き出す重要な役割を果たすことができるでしょう。こうした背景のもと、2019年1月のダボス会議において、安倍晋三首相より、気候変動の観点からイノベーションを加速させることにおいて協力するためにG20各国からトップクラスの専門家を招待するというイニシアチブを発表しました。

「RD20:Research and Development 20 for clean energy technologies(クリーンエネルギー技術に関するG20各国の国立研究所等のリーダーによる国際会議)」には、G20各国から主要な研究機関の代表が集まります。RD20では、それぞれの国におけるクリーンエネルギー技術に関連した現在及び新たな問題に関連する研究開発の活動や経験、ベストプラクティス、アイディアを交換する機会や、主要な研究機関間での共同研究開発プロジェクトを含む国際共同研究の可能性を探るための機会を参加者に提供します。

第1回目のRD20では、クリーンエネルギー技術分野におけるG20各国の研究開発に関する現在の動向と将来像を議論いたします。特に今年は、G20各国の主要な研究機関間での国際共同研究の重要性について、また、水素、二酸化炭素回収・利用・貯蔵(CCUS)、及び、技術的観点から関連するトピックスについての議論に重点を置きます。主催者となる国立研究開発法人産業技術総合研究所は、G20 各国間でクリーンエネルギー技術と共に、重点分野での経験の共有を促進し、相互協力を構築することによって、本国際会議が有意義なものになるよう最善を尽くします。