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MESSAGE メッセージ

経済産業大臣 梶山 弘志

文部科学大臣政務官 三谷 英弘

このたび、世界を代表する研究機関のトップリーダーたちがクリーンエネルギーについて議論するRD20が開催されることを、共催官庁である文部科学省として大変嬉しく思います。

世界ではコロナ危機からの経済復興にあたり、気候変動対策をさらに推し進める「グリーン・リカバリー」の考え方が広まりつつあり、その議論の土台となる科学的知見の充実の重要性がますます高まっています。感染症対策や気候変動対策を含めた、持続可能な社会の実現に向けて、科学の力が最大限発揮されるよう、各研究機関の連携が一層進んでいくことを期待いたします。

環境大臣政務官 宮崎 勝

第2回RD20の開催に際し、御挨拶申し上げます。

RD20は、昨年6月の「G20持続可能な成長のためのエネルギー転換と地球環境に関する関係閣僚会合」を通じ日本のイニシアチブとして創設されております。

新型コロナウイルス感染症により世界経済が大きな打撃を受ける中で、我が国が今年9月にオンラインで主催した、新型コロナウイルスからの復興と気候変動・環境対策に関する「オンライン・プラットフォーム」閣僚会合においては、ゼロエミッション技術を含む革新的技術イノベーションと生活様式の大きな変化を、経済社会のリデザイン(再設計)を進めていくために必要な要素として議論しています。

議論の中で日本が強調したのは、石炭火力輸出方針の抜本的転換、ゼロカーボンシティなど、脱炭素に向けた取組です。

水素社会の実現、浮体式洋上風力発電、CCUS(二酸化炭素回収・有効利用・貯留)、セルロースナノファイバー(CNF)と窒化ガリウム(GaN)などが日本の革新的イノベーションの具体例として挙げられるほか、コロナ禍への直接的な対応として、情報通信量の増加に対応したゼロエミッション・データセンターの実現や物流分野のEV化なども進めていきます。

世界経済の力強い復興に向け、このRD20を通じて、イノベーションを産み出していくサイクルが広がっていくことを期待しています。

RD20 議長(産業技術総合研究所 理事長)石村 和彦

私たちとともに進歩してきた科学技術は、数えきれない「豊かさ」を生み出しました。近年ではAI、IoT、5Gといった情報分野での飛躍的な発展が見られます。これらは社会基盤と融合し、その高度化を強力に押し進めています。一方で、科学技術は地球温暖化などの環境問題も引き起こしました。大規模で複雑化したこれらの問題の解決には、国際的・学際的な協力が不可欠です。

このような中で、「RD20:Research and Development 20 for clean energy technologies」は、クリーンエネルギー技術に関するG20各研究機関の連携を目的として、2019年にスタートしました。2020年はCOVID-19感染拡大防止のためオンライン開催となりますが、ウィズ/アフターコロナでの持続可能な復興を達成すべく、前回以上にクリーンエネルギーへの期待と開催の機運が高まっています。

今回は、リチウムイオン二次電池の開発により環境問題解決の可能性を切り拓き、2019年にノーベル化学賞を受賞した吉野 彰 研究センター長(国立研究開発法人 産業技術総合研究所(産総研)ゼロエミッション国際共同研究センター)が登壇します。また、各機関の意見をまとめたリーダーズサマリーを発表します。同時期に開催されるICEF、TCFDサミット等とともに、RD20が契機となり、環境問題解決に向けた国際連携がさらに進展することを期待します。

結びとして、本会議に参加いただいた G20各国の研究機関代表の方々、講演者の方々、そしてご協力いただいたG20各国政府に、心より感謝を申し上げます。

第2回RD20の登録受付は終了しました

主催
産業技術総合研究所
産総研:ゼロエミッション国際共同研究センター (GZR)
共催
文部科学省
経済産業省
環境省
NEDO 国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構